インプラント
2016年1月14日
骨移植のみした方のケース
インプラントの前処置として骨幅を増大させる骨移植治療を行った患者様
以前に左上1番の部位にインプラント治療をしたが、インプラントが脱離して、来院された時はセラミックのブリッジが入っていました。患者様のご希望により、1本ずつ別々の歯にしたいということで左上1番の欠損部位の内部の骨量を調べるためにCT撮影を行いました。
治療前のCT画像
唇舌的に欠損部位の骨幅が非常に薄く、インプラント不可の状態でした。
そのため、前処置として骨幅を増大させる骨移植治療をすることになりました。
術後のCT画像
2015年10月6日に骨移植手術を行いました。
骨移植にあたり、下顎前歯の根尖より5mm下方の表骨を採取し、左上1番の残存する自家骨の唇側(外側)にチタンのスクリューで自家骨の骨片を固定し、その周りに人工骨の顆粒を置いて、広範囲に渡る歯槽骨の増大手術を行いました。