インプラント
2018年10月29日
右下第一大臼歯を抜歯し、骨の再生を約3ヶ月待ってからインプラントを埋入した症例
右下第一大臼歯を2018年6月に抜歯し、骨の再生を約3ヶ月待ってから、2018年9月1日 インプラント埋入し、手術を行いました。
なるべく長期に渡って安定する為に、出来るだけ大きなインプラント埋入と、骨の移植を同時に行いました。
インプラント埋入前
手術に入る前に、残存した歯の清掃を行ってから手術の順調に入ります。
手術を行う部屋には、インプラントを行う部位のCT画像や、血圧、脈拍、心電図、血中酸素濃度をモニターしながらの手術を行います。術中からモニターを使いながらの手術が出来ます。また、酸素と緊張を和らげる笑気ガス入った空気を鼻から吸ってもらいます。
いろんな状態に応じて使う可能性のある器具がそろっています。
インプラント埋入後
3ヶ月前に抜歯した部分の頬側の 骨の窪みが有った為に、インプラントの頬側の角が骨から露出した為、露出部分を骨の補填材を入れ、上から吸収性の膜で覆い補填材が安定するまで、約6ヶ月以上期間を開けてから、インプラントの頭出しを行います。
(ブルーが吸収性膜で、その下に骨の補填材が有ります)
上下共に抜歯すると、頬側の骨の吸収が起こり易く成る為に、なるべく太いインプラントを埋入する場合は、頬側の角が骨から露出しやすく成ります。なるべく太いサイズでで長さを稼ぐ事によって、頬側のインプラントの露出は避けられないので、骨の移植を同時行いました。