治療紹介かみ合わせ

かみ合わせ

2019年2月6日

長期間に渡る噛みしめにより、顎関節の変形がみとめられる症例

65才女性。 長期間に渡る噛みしめにより、顎関節の変形がみとめられるケースです。

右側関節頭の境目が不明瞭になっており、骨が溶けている状態で、関節の中で炎症を起こしています。そこを治療してからでないと、歯の治療を開始すべきではありません。

顎関節の正面のCT画像

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顎関節の側方から見たCT画像

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ストレスに対する感受性が高い方は、一時的なストレスでも過度の緊張を起こすために、顎の関節にストレスがかかり骨の変形、痛みを伴ったと思われます。

食事の時以外の24時間、マウスピースを装着していただき、2日くらいで右顎関節の痛みが消失しました。今後、骨関節頭の骨吸収像(境界の不明瞭な部分)に、新たに骨の添加が起こり、骨の表面に緻密な皮質骨ができるまで、マウスピースの装着を続けます。

 

 

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